コミック「ラーゲリ<収容所から来た遺書>原作辺見じゅん」を読んで。ソ連軍に強制労働させられた元日本軍兵士の過酷な実態
「ラーゲリ<収容所からの遺書>」を読みました
コミックですが大人向けです

終戦後ソ連軍で強制労働させられ、そこで生涯を終えた一人の旧軍人を中心に描いています
ラーゲリとは収容所のことで戦争が終わって捕虜になった旧軍人、民間人は60万人と言われ、数年後に大半は日本に帰国しました
日ソ間は講和条約が結ばれていなかったた為残る多くの旧軍人たちは捕虜となりシベリアを中心としたソ連で強制労働をされられました
その中で重犯罪とされたもの、捕虜にされた後命令に従わないと見なされたものなど数千名が何年も強制労働が続きました
中には過酷さに耐えられず死亡するものの多数

主人公は捕虜にされたまま癌でソ連の収容所で亡くなりました
昭和29年のことです
遺書は残すことが出来ないソ連の方針だったのでその時、残っていた収容者が伝言を数人に分けて一字一句記憶し、帰国したときに遺族に伝えられました
昭和31年です
コミックなのでそれほど時間をかけず読み終わりました
これは実話とのことで、ソ連で捕虜になった人達のことはあまり知りませんでした
最後の方では涙が出そうでした
この本では重労働や飢餓など決して屈せず帰国できることを望んでいたことはこれを見ても鮮明にわかります
これが映画化されるようです
今年の冬公開予定とのこと
主演は二宮和也
この過酷さをどこまで演ずることが出来るのか興味があります
—————————————————————
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※イラストはフリー素材をお借りしています
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終戦後ソ連軍で強制労働させられ、そこで生涯を終えた一人の旧軍人を中心に描いています
ラーゲリとは収容所のことで戦争が終わって捕虜になった旧軍人、民間人は60万人と言われ、数年後に大半は日本に帰国しました
日ソ間は講和条約が結ばれていなかったた為残る多くの旧軍人たちは捕虜となりシベリアを中心としたソ連で強制労働をされられました
その中で重犯罪とされたもの、捕虜にされた後命令に従わないと見なされたものなど数千名が何年も強制労働が続きました
中には過酷さに耐えられず死亡するものの多数

主人公は捕虜にされたまま癌でソ連の収容所で亡くなりました
昭和29年のことです
遺書は残すことが出来ないソ連の方針だったのでその時、残っていた収容者が伝言を数人に分けて一字一句記憶し、帰国したときに遺族に伝えられました
昭和31年です
コミックなのでそれほど時間をかけず読み終わりました
これは実話とのことで、ソ連で捕虜になった人達のことはあまり知りませんでした
最後の方では涙が出そうでした
この本では重労働や飢餓など決して屈せず帰国できることを望んでいたことはこれを見ても鮮明にわかります
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今年の冬公開予定とのこと
主演は二宮和也
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